特殊形状の多孔質焼結体
今回新たに、特殊形状の多孔質焼結体の製作にトライしてみました。あくまで試作段階の域は脱しませんが、焼結.comの新たな挑戦です。
通常、上記の様な形状を製作しようとすれば、二次加工(機械加工、ワイヤーカットなど)による形状出しが一般的ですが、それでは多孔質体の特徴である気孔が目詰まり(減少)を起こしてしまいます。
焼結.comでは二次加工なしでの複雑(3次元)形状の製作にもトライ致します。多孔質体の性能は製作工程に大きく依存します。粒度、気孔径、密度、気孔率、寸法形状だけでは多くの場合、多孔質体の性能は発揮できません。
多孔質体の製法には種々あり、適材適所の製作工程を選択しなければなりません。